宝島社から出版されている、なにおれさんの『なにおれ流少ないものとお金で楽しく暮らす』です。
以前に出版されている『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』が、たくさんの写真でよりわかりやすく紹介されている感じです。
☆『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』の書評の記事はこちら
CHAPTER1:一番簡単!まずは日用品費と被服費を節約
CHAPTER2:実は貯金の第一歩 引っ越しを検討しよう
CHAPTER3:通信費や固定費は本当に必要かどうかを考えよう
CHAPTER4:最強の自己投資 料理を極めれば節約も楽しくなる
CHAPTER5:大切な人との関係を深める事だけにお金を使おう
CHAPTER6:「お金をかけない娯楽」と「お金になる娯楽」
なにおれさん流の暮らしの哲学本
ステキな暮らしぶりがたくさんの写真で紹介されていますが本書にも書かれているように、おしゃれ・部屋作り・節約・貯金・ミニマリズム・片付けの本ではありません。
会社員として働くことに生きづらさを感じていたなにおれさんが見つけ出した、少ないものとお金で楽しく暮らす方法が詰まったなにおれさん流の暮らしの哲学本です。
なので普通の節約本と比べると振り切っているなと感じる部分もありますが、マインドを含めて参考にしたいこともたくさんありました。
読みやすくてわかりやすい!
本が大きめで写真もたくさん掲載されているので、すごく読みやすかったです。
早めにやめたほうがいい行動は『やめるNO』、全力でおすすめしたい行動は『やるGO』でページで分けされています。
しっかりと伝えたいことは大きな文字になっていて、節約術や物価上昇対策、捨ててよかったもの・買ってよかったものなどもコンパクトにまとめられています。
なにおれさんの考えである『少ないものとお金で楽しく暮らすには、暮らし全体を心地よく整えること』を、とてもわかりやすく学ぶことができます。
節約の本は世の中にたくさんありますが、生きづらさを感じている人に向けた暮らしの本はあまりないのでなにおれさんの考え方はとても参考になると思いました。