おづまりこさんの『おひとりさまのゆたかな年収200万生活』です。
上京してから10年、派遣社員として働いていた東京での年収200万円の楽しくゆたかな節約生活がフルカラーのイラストエッセイで描かれています。
今はフリーランスになったようですが、今も200万円の範囲で生活されているようです。
様々なカテゴリーに分けてゆたかな生活を送るためのヒントが紹介されています。
第1章:おひとりさまの年収200万生活
第2章:ごはん編
第3章:暮らし編
第4章:ファッション編
第5章:お楽しみ編
失敗を経て、ゆる節約を実践
おづさんは、元々はお金はあるだけ使ってしまうタイプだったそうです。
「貯金をしなければ!」と思いカツカツの節約をして心が貧しくなってしまい、『ある程度お金を使わないと生活を楽しめない』と気づきました。
今は自分なりの『ゆる節約』を実践されています。
ゆる節約ルール
①余裕のある予算を立てる
②項目ごとの予算はしっかり守る
③少しオーバーしても気にしない
余裕のある予算を設定する
おづさんがまず取り掛かったのは、自分が何にどれだけ使っているかを書き出してレコーディングすることでした。
そして支出が少ない時は11万円でやりくりできていることがわかったので、余裕をもってプラス1万円追加して毎月12万円で生活されています。
余裕を持った予算にすると心にも余裕ができそうですね。
自炊も楽しみながらする
今回の本以外にも節約レシピをまとめた本も出版しているおづさんは、自炊も楽しみながらしています。
自炊・内食・外食の予算を合わせて2万円でやりくりしています。
お得な食材で調理をしておいて冷凍したり、カルディで買ったちょっといい食材を使ってみたりと自炊も楽しみながらされていて、この本でもレシピが少し紹介されています。
自分なりのルールで年収200万でもゆたかな生活
一見すると、年収200万円だと生活するだけで精いっぱいになってしまいそうなイメージですが、自分なりのルールを決めればゆたかな生活を送れるということが参考になりました。
ゆる節約で食事や暮らし、ファッションに趣味も楽しんで、人との繋がりも大切にしているおづさんの節約生活は見ているだけでも楽しくなります。
ひとり暮らしではなくてもおづさんのお金に対する考え方や管理の方法は、節約の参考になると思います。
コミックエッセイですごく読みやすいのでおすすめです!